欲しい山の探し方、で実際に自分の足でみつけた“お気に入りの山”の所有者を調べて、売買交渉するポイントを、体験談をもとに解説します。
持ち主を特定する
朝霧図をもらう
欲しい山の探し方の最後で、グーグルマップに記録した場所から、まずは地番を調べます。
地番とは住所とはまた別に、土地に振られた番号があります。それは朝霧図を見ると記載されています。
市区町村役場に行って、
「朝霧図がほしいんですけど…」と言うと、担当者の方が、地図を持ってきてくれます。
担当者の方と一緒に、その地図とグーグルマップで記録した場所を照らし合わせて、大体の位置を確認します。
次に担当者の方が、そのあたりの航空写真と朝霧図を組み合わせたようなデータのコピーを持ってきてくれます。それを見ながら、自分が見たい場所が載っている場所を特定し、その朝霧図をもらいます。
これで地番がわかりました。
全部事項証明書をもらう
次に法務局に行って、調べた地番の全部事項証明書を取得します。
他人の土地の情報をだれでも見れるなんて、なんか後ろめたい気がするのは、私だけでしょうか?
入手した書類を見ると、持ち主の名前・住所・土地の地目などがわかります。
地目はとても重要で、見た感じ雑木林の様なのに、農地の場合があります。
農地の場合は、一定の要件をクリアして、農業委員会の許可を受けなければ購入することができません。買えなくはないですが、面倒な手続きが増えてしまいます。
保安林の場合は、木を切るのにも許可が必要で、山遊びには自由度が低くおすすめしません。
持ち主にアタックする
調べた情報をもとに、いよいよ持ち主にアタックします。
ここで注意したいのは、焦ってアポなしで、急にピンポンしてしまうことです。
今のご時世、詐欺を疑う人ばかり。急に知らない人が家にやってきて
「山を売って下さい」
なんて事を言い出したら、めちゃくちゃ警戒されてしまいます。
一度閉ざされた扉はもう開くことはないでしょう。
ここで登場するのが、欲しい山の探し方で登場した、地元の小さな不動産屋さんです。
自分で取得した書類等を持って、
「ここの山がほしいので、持ち主に交渉して下さい」
と不動産屋さんに依頼します。
アタックされる土地の所有者の方も、地元の不動産屋さんの話は、ちゃんと聞いて下さいます。
今は山の所有者も高齢化が進み、死ぬ前に実は手放したいと思っていた、という方が少なくないようです。
「山なんて売れないだろう」
「山なんていらないけど、自分で動くのは面倒だ」
などと考えているようです。
ですから、「当たって砕けろ!」の精神で動いてみると、意外と簡単にチャンスをつかめるかもしれません。
ちなみに私も、1回目のアタックで成功しました!

